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Blog 日々の想い
2025/06/25 23:03
この旅で訪れたエコビレッジは
ヘリンゲリレ
ヒンメルビャウゴーン
ヘルタの3か所です。
コペンハーゲンからはだいぶ遠く、ヘリンゲリレは車で2時間程。
ヒンメルビャウゴーンは5時間程かかります。
東京駅から車で高速に乗り八ヶ岳へ。そして山形へ入るイメージですかね。
敷地内には、可愛い建築物があちらこちらにあり
結構たのしめますし、自然の中にあるので気持ちがよい。
エコビレッジをすごく簡単に言うと
環境に負担の少ない持続的な暮らしを追求しながら
助け合い、独立した経済圏を築いている場所。
数日の旅で、エコビレッジについて語れる身分ではないので
ただただ、私が感じたことをご報告。
3か所すべてのビレッジの方が、共通して言っていた
印象深い言葉が2つあります。
一つ目は「大変だった!」とのこと。
諦めてもおかしくない状態であっても、諦めなかったので今の状態があるようでした。
ということは諦めなかった人だけが、何かを残せるのでしょうね。
日本人はついつい、人の目をきにして
あの人にも、この人にも好かれながら
自分のやりたいことをしようとする人が多いように思う。
そんなことでは結局
中途半端なものしか、成し遂げられないのかもしれない。
もう一つは「人間関係が大変」なこと。
デンマークの方達も、日本人と同様に人間関係が悩みなのだと知り
なんとも言えぬ親近感。
国が違っても、作り上げるものが違っても
だいたい、悩みは世界共通なのでしょうか。
そして、そして大きなビレッジを作り上げる大変さとは
どんなものかを想像していたら
北海道へ移住した方達を思い浮かべました。
丁度先月、奈良の十津川町へ行った時に、明治時代
2500人程の方が新たな生活地を求めて、北海道へ移住していたことを知ったのです。
十津川町からだけでなく、日本各地から北海道へ移住された方は沢山いますけども。
きっと皆、想像と現実が違ったはずなのです。
広大な農地があると聞かされ、移住してみたら
木を切り倒すところから始めなくてはならず、途方にくれたのではないでしょうか。
もちろん、状況も規模も違うのはわかっていますけども
でもひとつビレッジを作るのは、並大抵のことではない。
こうして完成されている、素敵なところに
気軽にお招きいただけることに感謝です。
写真はヘリンゲリレ内の住居ではない建物。
広大な敷地内に70世帯、120人ほどが住んでいるそう。


